当院は基本的に予約制となっており、全ての人に個別対応をしています。
複数のPT(理学療法士)による担当制をとることで待ち時間も少なくでき、また異なる部位の専門性をもつPTが1人の患者様を担当することで、様々な視点からの治療を行うことができます。
当院は「痛みが出る原因をなくす体づくり」をスローガンとしております。
痛みがなくなるのはもちろんのこと、痛みがなくなった後も、再び痛みが出ないように、きちんと自分の体を知っていただき、患者様自身でトレーニングやケアができるようになるための治療・指導を心がけています。
また、当院は患者様が担当者へ相談しやすい環境づくりにもこだわっています。
静かな環境の中でのリハビリも非常にいいですが「相談をしたいときに相談しにくい、周りに聞かれるのが嫌だな」という患者様も多いと思います。
患者様とコミュニケーションをとって、相談しやすい環境づくりを行い、リハビリ室では個別対応をしている担当者にのみ会話が聞こえる環境ですので、とても相談をしやすい環境となっております。
まずはドクターが診察を行います。
ドクターの診察で必要があると判断された場合、リハビリ室へご案内いたします。
理学療法士がお悩みや不安なことを詳しくヒアリングします。
実際にどのような現状なのか、体を動かしながら把握いたします。
一人ひとりに合わせた、適切な治療・トレーニングのプランニングを行います。
当日から1回目のリハビリがスタートします。
当院のリハビリは患者様の状況を個別に把握して、患者様一人ひとりにあったプランを作り、そのプランに沿って治療を進めていきます。
徒手療法といって、PT(理学療法士)の手で該当部位の動き具合を確認しながら、正常な動きを獲得することを目指して筋肉にストレッチをかけたり、関節の動きをよくするために、その部位にとって適度な力をかけながら曲げ伸ばしをしたり、正しい方向へ関節が曲がるように力をかけてあげたりマッサージをしたりします。人によっては1ヶ月で終わる方もいれば、1年以上にわたってこの徒手療法による治療を行うこともあります。
理学療法の中における徒手療法が完了したら、指導による治療としてセルフトレーニングを行う運動療法のステージに移ります。そこでは院内のさまざまなリハビリ器具を使ってご自身でトレーニングをしていただきます。
私は主に股関節に関する疾患の治療を行なっています。
股関節を怪我する人はほとんどが「歩けない」「階段の上り下りがしにくくなった」「靴下の着脱がしにくくなった」など、日常生活に制限が出る高齢の方が多いです。
股関節の可動域を広げたり筋力を上げるトレーニングはもちろん、歩き方や立ち上がり方の動作指導を行って、股関節だけでなく体全体の動きをみて、そもそも股関節に負担がかからないようにするための治療やアドバイスを行っています。
生活習慣病(肥満)になる人も増え、最近では変形性股関節症というのになる方も多いです。
基本動作が制限されて悪循環になり、将来的な健康寿命が短くなり、いつか寝たきりになる…そういったことを防ぐためにも、症状が軽くてもまずはお気軽に早めに相談下さい。
私は主に膝の治療を担当しています。
あまり知られてはいないのですが、実は普段の生活の中で自分でも気がつかないうちに、膝への負担をかけるような体の使い方をされている方がかなり多いです。普段行っている何気ない家事をするだけでも、実は知らず知らずのうちに足への負担はかかっているものです。
私の治療では、手を使った徒手療法の他、まず大きな鏡を使ってご自身の体の動きをみていただくことで、自分の体がどのような状態になっているのか把握していただきます。
その後で、正しく筋力をつけるために、動作習慣の改善に必要な体への負荷と、間違った体への負荷の違いを認識してもらいながら、自宅でもできるようなトレーニングをお伝えしたり、一緒にトレーニングをしたりしています。
筋肉をつけるために散歩をされる方をよくお見かけしますが、実は散歩だけではあまり筋肉はつきません。先程もお話したように、正しい筋力をつけるためには正しい負荷をかける必要があります。当院へご相談していただければ、患者様一人ひとりに合った正しいトレーニングをお伝えできますで、お気軽にご来院下さい。
私は、主に肩や肘の関節を担当しています。中高年の患者様では五十肩でお悩みの方や、上腕の骨と肩甲骨とをつなぐ腱が切れてしまうことで痛みが出ている方などを担当させていただくことが多く、小中高校生で言うと野球肩や野球肘でお悩みの患者様を多く担当しています。
中高年の患者様で、肩が少しでも挙がりにくい・痛みがあるという場合は、まず症状の原因を知る必要があります。
当院にお越しいただければ、検査をしてその原因をご説明し、症状が改善するように睡眠時の姿勢をどうしたら良いかや、着替えをする際にどうすればしやすくなるかなどの具体的なアドバイスをします。
小中高生で球技(特に野球)をされている方で、ボールを投げる時に痛みや違和感があったり、投げないほうの腕に比べて、投げる方の肘が伸びない・曲がらないなどの症状がある場合は、その原因を知るためにできるだけ早くお越しいただきたいと思います。肩や肘の骨・靭帯・腱・筋肉のエコー検査を行った上で、保護者の方も交えてわかりやすく丁寧にご説明いたします。特に症状がない方でも、どういう投げ方が体に負担が少なくなるか等を知りたい方も大歓迎です。
たまにクリニックの前で私が学生さんとキャッチボールする姿をご覧いただくかもしれませんが、それは遊んでいるわけではありません(笑)。当院では、独自のリハビリテーションとして、投球フォームのチェック、理にかなった投球動作の解説と実践指導なども日常的に行っています。症状によっては投球禁止期間が必要なことや、その時でも打撃は行って良いなど、症状と体の仕組みをしっかり説明した上で、患者様にとって最適なリハビリのアドバイスを提供しています。是非お気軽にご相談下さい!
手話での会話が可能なスタッフも在籍していますので、耳やことばが不自由な患者様も安心してご来院いただけます。